最近、脂肪吸引と対比されて話題にされている言葉です。
日本語では脂肪溶解注射と言われます。
脂肪吸引は麻酔下で行われる外科手術です。
そのため手術のリスクを少なからず伴います。
それに対してメソセラピーは脂肪溶解液を注射するだけの方法です。
リスクがなくコストも安いので注目されています。
なにより、脂肪吸引のような痛みがないのが良い点でしょう。
かつて、その効果に疑問視する方も多かったようですが、肪の減少に対する目的での使用が米国やアジアでも知られるようになり、ある程度の効果が認められています。
◇脂肪注射の成分
脂肪溶解注射の成分は、ホスファチジル-コリン(レシチンとも呼ばれます)です。大豆レシチンの成分をもちいることが多いようです。
もともとは高脂血症や脂肪肝などの治療薬として使用されていたものです。
レシチンが脂肪細胞の細胞膜を壊して、脂肪を減少するものです。
安全性が心配されますが、短期で炎症などが報告されていますが、長期の報告はまだないようです。
これからわかってくると思います。
次回はリスクについてもう少し触れてみたいと思います。